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FOUR SEASONS HOTEL LION PALACE ST.PETERSBURG
フォーシーズンズホテルライオンパレスサンクトペテルブルク<ロシア・サンクトペテルブルク>
テラスルーム 2014年5月宿泊 http://www.fourseasons.com/stpetersburg/
世界遺産の歴史的建造物に囲まれたアドレスに居を構え
その名の通り対の獅子像が賓客を出迎える現代に甦った華麗なる宮殿へ






PUBLIC SPACE
左/エントランスホール。列柱が立ち並び、レリーフの美しいドーム型天井を掲げる空間は完璧なるシンメトリー。
右/ホールの奥にある荘厳な雰囲気を醸し出す階段室は、かつてこの建物が宮殿であったことを物語っている。
左/エントランスを入って右側にあるコンシェルジュデスク。反対側に同じレイアウトのレセプションデスクを配置。
右/ロビー階にあるダイニングへとつながる長い回廊。ロビー階は立体的な造りのため至るところに段差がある。



ROOM
左/ホテルの雰囲気に合わせクラシカルな意匠のヘッドボードとヘッドキャノピーが備わる存在感のあるベッド。
右/ベッドのサイドテーブルには多機能スピーカーを用意。枕元でできる電気系統の操作は1箇所のみで不便。
左/大きく開けた窓際に備わる一人掛けのソファ。テーブルにはウェルカムスイーツとミネラルウォーターを用意。
右/ライティングデスクには鮮やかなチェアを配置。ポットが質感を損ねるが、日本茶と茶器一式をセッティング。



BATH ROOM
左/観音開きのドアで仕切られたバスルーム。洗面台は広々としたシングルシンク。鏡にテレビを内蔵している。
右/アメニティーにはフィレンツェの調香師、ロレンツォ・ヴィロレーシのプロダクトを採用。ホテルオリジナル仕様。
左/レインシャワーの備わるシャワーブース。地続きではなく床面に適度な仕切りがあるため防水対策は万全。
右/バスタブはスタンダードなスタイル。横幅は足を伸ばしても充分な余裕があるものの、奥行きは狭めな印象。



POOL & SPA
左/4階にあるプールは建物の形状が生んだ三角形のスペースを有効活用。ガラス張りの高い天井が特徴的。
右/プール自体は狭いためリラクゼーション目的での利用となる。壁面を流れ落ちる滝の作る水音が心地いい。
左/プールと同じ階にあるチェンジルームにはサウナやスチームバスがあり、空間レイアウトもゆったりしている。
右/少し迷いそうな場所にある2階のレセプション。フィレンツェのサンタマリアノヴェッラ薬局のプロダクトを使用。



DINING
左/イタリア料理を提供するぺルコルソ。バーカウンターを備えるラウンジエリアは妖艶でグラマラスなデザイン。
右/テーブル席が並ぶエリアはガラス張りの壁面が印象的な空間。オープンキッチンでシェフが腕をふるう姿も。
左/ティーラウンジでの朝食はブッフェとアラカルトを用意。カウンターでゲストを迎える猿の置物が笑みを誘う。
右/ティーラウンジはホテルの中央に位置するコートヤード部分にあり、こちらも大きなガラス天井で覆われる。



OTHER
左/ホテルのエントランス。ライオンパレスの由来となる大理石で造られた対の獅子が正面で睨みを利かせる。
右/歴史地区に溶け込むようなパステルイエローの建物。地下鉄アドミラルティスカヤ駅からは徒歩で5分ほど。
左/バルコニーからの眺望。眼前に聖イサアク大聖堂が聳えるロケーションは圧巻。夜間のライトアップも堪能。
右/最上階の客室に設置されたバルコニー。テーブルセットや隣室との仕切りが素っ気ないのが残念なところ。



IMPRESSION ★★★★★
 サンクトペテルブルクのランドマーク、聖イサアク大聖堂に隣接し、エルミタージュ美術館へも2ブロックという歴史的建造物が立ち並ぶ好立地に昨年開業したホテル。19世紀に建てられた宮殿が一棟まるごとホテルになっていて、エレガントな雰囲気はそのままに現代的にリノベーションが施され、古さを感じさせない。スパ施設は立体的な構造で、2階のレセプションから専用のエレベーターで移動する。スタッフはエントランス付近にいる警備スタッフ以外は笑顔で接してくれる人が多い。レセプションでは外貨の両替が出来ないので要注意。



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